いすみ市について

いすみ市とは

いすみ市は房総半島の南東部に位置しています。温暖な気候と里山、里川、里海の繋がりによって、希少な動植物が多く、質の高い産物に恵まれた農業や水産業、伝統的な暮らしや文化、祭りがある、自然と共生するまちです。
千葉県最大の流域面積である夷隅(いすみ)川が流れる平野部では、肥沃な土壌を生かして古くから良質米づくりが盛んに営まれています。沖合は、器械根(きかいね)と呼ばれる広大な暗礁群が海洋生物のゆりかごとなり、イセエビやタコ、マダイなど豊富な漁業資源をもたらしています。毎週日曜日には大原漁港で「港の朝市」が開催されており、四季折々の食材を求めてたくさんの人で賑わっています。勇壮豪快、関東随一とうたわれる「大原はだか祭り」やローカル線「いすみ鉄道」も有名で、サーフィンやオーガニックも人気があります。近年は、首都圏の住みたい田舎として、移住される方も多くいます。

いすみ市外景

いすみ市と有機農業

自然との共生や生物多様性のまちづくりを進めているいすみ市は、2012年頃からまちぐるみで有機農業を普及してきました。有機農業で作られたお米を、先ずは地元の子どもたちへ提供し、年々使用率を高めていきました。現在では、いすみ市の学校給食に使用されるお米は100%有機農業で作られたお米になっています。お米に続き取り組んでいるのは野菜づくりで、有機農業で作られた野菜は、主に学校給食や保育所・こども園に提供されています。